step9

剛史は焦っていた。
帰りのタクシーの中で何度も虚しい携帯のコールを聞いた。
ふと思いつき、夜も遅かったが榊弁護士に連絡を取った。
『明日連絡しようと思っていたのですが...どうやら遺書が2通用意してあったようでして、それでコチラに見せれなかったようなのですよ。うちが動くもんだから焦って今夜公開したそうです。風間の実家の方に探りを入れてみたんですが、驚きですよ。』
会社の株はすべて真央が相続することになる。よって、風間産業の後継者は真央になってしまう。真央がそれを望まないとしても一旦手にすることになるだろうと榊は言った。そして佐山との婚約。それまでもが遺書の中に記されていたと言う。
剛史は頭の中で真央の後遺症のことを考えていた。
たとえ佐山との間に何があっても、真央は記憶を忘れてしまうのだ。それを佐山は知っているのか?
けれども、今の真央はカウンセリング治療を受けて、ようやく過去を認識しはじめている。自分たちのことは忘れまいと必死で闘っている。そんなときに佐山に何かされたら...考えただけでもぞっとする。
榊に調べて貰った佐山の自宅へ向かう。都合よく一軒家だ。マンションよりは目立たない。榊もすぐに向かうと言っている。剛史はもう一度携帯を鳴らした。
「あ、福井先生...遅くにすみません、はい、実は...」
タクシーは首都高を目的地に向かって走り続けていた。アイドルではない、一人の男を乗せて...



「嘘、嘘だわ...お父様も、おじ様もそんなことしない!!」
「ああ、そうでしたね。あなたは都合よく記憶をなくしてくださるんでしたね?」
「さ、佐山さん...?」
「8年前のクリスマスの夜、それも覚えてらっしゃらないのですよね?あの夜、冴子さんの嫌がらせで、あなただけ屋敷の残されて、それを知ったお父上の風間氏は血相を変えて戻られた。本当は飛行機に乗られるはずだったのに、私の父が真央様一人邸内にいらっしゃることを告げた途端、激高された。今までは見て見ぬふりをしてらしたとしても、そこまでひどいとは思われなかったのでしょう。屋敷には誰もいなくなると言うことで、使用人すべてに暇を出されてましたからね。電話口で冴子様を罵倒されたあと、風間様は暗い屋敷の中で一人でおられるあなたを見て声を上げて泣かれたそうですよ。その夜、したたかに酔った風間様は、夜中に起きてこられたあなたを見て、亡くされた奥様と間違われて...」
「やめてっ!!!」
「本当によく似ているそうですよ。儚げで美しかったあなたの母上と...風間氏も魔が差したんでしょうね。あなたを引き寄せ、そして...」
「やあぁぁっ!!」
頭を抱え狂ったように泣きじゃくる真央を冷ややかな目で見下ろして話しを続ける。
「泣きじゃくるあなたを見て、ようやく正気付かれたのでしょうね。風間氏は自分を恥じて部屋にこもられた。私の父は...それを一部始終見ていた。そして、あなたの母に叶わぬ思いを長年持ち続けていた父は、我慢できずにあなたを自分のモノにしてしまった...そして、翌日虚ろな表情ですべてを忘れたあなたを見て、父も己の痴情を悔やみ己を攻めながらも、その後もあなたを抱かずにいられなかったそうですよ。うまい具合に、それ以降風間氏は真央様を見ないようにされていた。その寂しさからか、あなたは私の父を慕い、父は罪悪感に責められながらもあなたから離れられなかった。しかし、あなたの部屋から出てくるのを風間氏に見つかり、父は己を恥じて自ら命を絶った。手を回して心臓の発作と偽わりましたがね、父はきっと悔やみながら死んでいったんでしょうね。真央様、あなたに狂わされた人生をね。」

(助けて...剛史くん!!嘘だよね、佐山さんの言ったことは全部嘘だよね?でも、お父様は私を嫌ってらしたんじゃないのね?けれども、あの優しかった佐山のおじ様が...)
既に虚ろになりかけた真央は唇を震わせ何度も何度も自分が縋れる唯一の人の名を呼んだ。

真央の身体が震える。
身体の中から蘇って来る嫌悪感。

イヤナモノ...

(イヤナモノをあたしの中に入れないで!!違う、違う、コレはあの優しかったおじ様じゃない、チガウ、チガウ!!)

荒い息づかい、何度も自分を呼ぶ声、だけど、コレはあってはならないこと...
身体がイタイ

『オマエガイケナイノダヨ』
『アノカタトオナジカオ、オナジハダノカオリ...オナジヒトミ、オナジクチビル...』
『オマエガイケナイノダヨ』
『チチオヤマデモマドワス、オマエノカラダ、ワタシガバッシテアゲヨウ』
『オマエガイケナインダヨ』
『オワッタラスベテワスレルンダ。モウスデニバッセラレタカラ...』

「おじ様...」
「おまえは、父を誘惑したんだ。たかが12の娘が...私は昨年父の日記を読んだんだよ。そして、クリスマスの夜、風間氏に頼まれたプレゼントを部屋に届けたとき...ベッドに眠るあなたを見ていて、いったいどんな風に父に抱かれていたのかと思って...」
「い、いやっ...」
「あなたを抱いて、本当に驚きましたよ。父の日記に書かれてた通りだった。最初嫌がりはするモノの『あなたがいけないんだ』と口にした途端大人しくなって...ふふふ、楽しませて頂きましたよ。」
見下ろす佐山の口元が冷ややかに微笑む。
「い、いやああああああああああああああ!!!!!!」
狂ったような真央の叫び声が室内に響いた。防音設備が整っているのか、別段気にした風でもない佐山は、ただただ冷たく真央を見下ろしている。


「真央っ!!!」
叫び声のあと、剛史が飛び込んだときには、真央は錯乱状態だった。
「佐山、貴様!!!」
剛史は思わず佐山の首根っこを掴み、殴りかかった。剛史の拳が佐山の顎を捕らえ、彼の身体がもんどり打って床にたたきつけられる。
佐山の表情は一瞬にして変わった。
「その女がいけないんだ!あの人に似た顔で父を誘惑するからっ!」
剛史は、きっと目に怒りの火を灯した佐山が再び真央に近づこうとするのを押しのけて、真央を自分の方に引き寄せようとした。
「いやぁああ、嫌い、あんたなんか...おじ様も、みんな嫌い!!あたしに、あ、あんなことして!!やだっ!ゆ、許さない...!!」
いつもと違う真央が、ふらふらと後ろのデスクの上からペーパーナイフを手にした。ドイツ製のそれは、先は丸くしてあるが、力を入れれば十分一差し出来る鋼の強さを持っている。
「やめろ!真央!!あかんっ...!」
止める間もなく、真央の手にしたそれは佐山の太股にぶすりと突き刺さった。
「うぎゃっ..っ!!」
獣のような叫び声を上げて佐山が脚を押さえてうずくまる。
「真央っ!!」
剛史は彼女を後ろから羽交い締めにして、暴れる彼女を必死で止めようとした。
今までに見たことのない真央の顔、誰かを憎むその目...
見たくはなかった。
けれどもそれは真央が自ら記憶を消してまで、誰にも見せなかった押し殺した本当の自分の姿なのだ。
忘れられるはずがない、深く身体も心も傷付けられ、平気でいられるはずがなかったのだ。
まるで狂ったかのように荒い息で佐山にナイフを突き立てようとする真央の姿に、剛史は今までの彼女の心の抑圧の強さを感じて胸が締め付けられる思いだった。
信じられないほどの強い力で藻掻く彼女、憎しみ、憤りの強さが、そのまま佐山にぶつけられようとしていた。
(真央は壊れる寸前だったんだ...なのに!)
剛史に出来るのは、ただひたすら真央にこれ以上人を傷つけさせないことだけだった。
やや遅れて榊弁護士とカウンセラーの悠子が部屋に飛び込んできた。真央の興奮した姿を見て悠子は上着を脱いでナイフをそれでたたき落とす。
「ダメ、パニック起こしてるわ...澤井くん、そのまましっかり後ろから抱きしめてあげていて!」
そう告げると佐山の方に歩み寄った。
「あなたはいったい何を言ったの?幼少時のレイプで深い傷を負っているのは彼女の方なのよ。彼女はこのままだと壊れてしまうわ!あなたは何がしたかったの!?」
「わたしは...欲しかった...風間の財力も、あの人に似た彼女も、全部...」
同業者に踏み込まれ、もう終わりだと悟ったのか佐山は呆然と座り込んだ。
榊はネクタイを外して止血する。思ったよりも傷は浅いようだった。
「...真央、真央、真央...オヤジはいつだって自分の家のことより、息子の俺のことよりも風間の娘が大事だったんだ。おふくろに優しい言葉一つかけてやらない。そんなおふくろは、俺にべったりで、疎ましかった...それに比べて、あの人は...真央の母親は優しくて女神様のようだったんだ...憧れて、ずっと思ってて...けど、それはオヤジも同じだったんだ!くそう、俺はオヤジと同じ人に憧れて、同じことを...だけどオヤジがそんなだから、オレの家はバラバラだったんだ!!クリスマスだって...真央嬢様のためにとかいってわざわざプレゼントまで用意して...俺には母親に金を渡すだけでさ、何の愛情もなくって...俺はオヤジにそうさせる真央様がだんだん憎らしくて、いつの間にかオヤジと一緒に恨んでた、きっとあんたのせいなんだって!俺がこんなに苦しいのは、あんたのせいなんだって!」
「本当にそうなの?あなたはそんなに真央さんが憎かったの?」
「違う...俺は...本当は、真央様がかわいかった。オヤジに連れられて屋敷に行ったときも俺を慕ってくれて...それなのに、そんな彼女が父に抱かれていた。父も許せなかったが、受け入れている彼女も許せないと思っていた。だけど、違ったんだな...真央様は受け入れていたんじゃないんだ。嫌で嫌で、記憶をなくすほど...傷ついた心を隠すために記憶を無くしてただけなんだ。だから、いくら抱いても、真央様は俺のことを...本当の真央様は俺を殺したいほど憎んでいたんだ!!俺は、俺は父と同じ方法で彼女を真手に入れた。まさか本当に忘れてしまうなんて思ってもいなかった。けれども俺に想いがある限りは、父のようにはならないと、そう思っていたのに...やはり俺は傷つけていたんだ。俺が...俺の父が...天使のような彼女にこんな、こんなことをさせるなんて!!俺が、俺が悪かったんだ!!」
佐山は、普段の自分をかなぐり捨てて、半分錯乱状態のようになりながら、今も自分を睨み付ける真央に許しを請う姿で謝り続けていた。おそらく、こうも真央に拒否されるとは思ってもいなかったのだろう。従順に抱かれている彼女からは、おそらくすんなりとことを運べると計算していたのだろう。なのに、今の真央は別人のように敵意むき出しで...そんな佐山の言葉を聞いても真央は今も怒りのすべてを佐山にぶつけようと剛史の腕をふりほどこうと暴れていた。
「榊さん!!!」
悠子に呼ばれて榊は佐山を部屋の外に連れて出た。剛史はその後を追いかけようとする真央を再び強く抱く。
「真央、真央....」
何度呼んでも真央の目は何かにむかってぶつかっていこうとするのをやめない。
「澤井くん、そのまま真央さんを抱きしめてあげていて、ココで治療をはじめるわ。今しかないと思うの...」
悠子は真央の斜め後ろに行き、興奮しきった真央に話しかけはじめた。
「真央さん、あなたは全然悪くないのよ!お父様のことも佐山さん達のことも、あなたはちっとも悪くないのよ!」
真央の肩がびくりと揺れた。
「辛かったわね、嫌なことすべて忘れようとしても、心が壊れるほど辛かったのよね。でもね、あなたはお父様から、嫌われてたわけでも、疎まれてたわけでもないのよ。ちゃんと愛されてたのよ、安心して...」
「でも、お父様は!!」
「お父様はあなたとお母さまがあまりにも似ているのでお間違えになったのね。それでも許せなかったの?」
「だって、お母さまが亡くなって、冴子さんをうちに入れて...あたし、あたしだけのけ者で...お父様だって、あの夜から、急によそよそしくて!あたし、あたし...」
「そうね、でもなぜお父様は再婚なさったのかしら?なんておっしゃってた?」
「あたしに...寂しい想いをさせないように...新しいお母さまをって...」
「そうね、あなたのためだったのね。けれどもお父様はずっと真央さんのお母さまを思ってらっしゃったのね。だから、あなたとお母さまを間違えたんじゃなくって?」
「あたしは...亡くなったお母さまにそっくりだって...いつもお父様と佐山のおじ様が...」
「そう、そんなに似てたら、酔ったお父様が間違えても仕方ないんじゃないかしら?」
「お父様、よく驚かれてた...年々似てくるって。間違いそうになるって...」
「そうね、佐山さんもそうだったのよね。真央さんのお母さまのことがすごく好きだった...」
「でもおじ様はあたしに...あんなこと!!!あたしが悪いんだって...あたしが!!!」
「真央さんは悪くないの!!あなたのお母さまを諦めきれなかったの。おじ様も辛い思いをしてらしたんじゃなくて?」
「おじ様も、辛いって...思っても届かなくって辛かったって...家に帰っても冷え切っていて...辛い辛いって何度も...」
「佐山さんも辛かったのよね。あなたにすべて奪われたように思ってしまって。そのあなたを強く思って、思いすぎて...いくら思っても思いが届かないのは辛いわよね。もし剛史くんが真央さんの想いに答えられなかったらどうかしら?彼はアイドルで、手が届かなくて...」
一瞬、真央の息が止まる。
「...いや...」
ぽろぽろと涙がこぼれて頬を伝う。剛史はどうすることも出来なくて、ただただぎゅっと抱きしめるだけで...
「辛いわね、好きな人に思ってもらえないなんてね?」
「いや...剛史くんが側にいてくれないのも、他の人の物なのも...ファンの人のモノでなんて...あたしを抱きしめてくれないのは...いやっ」
真央は興奮したまま泣きじゃくって剛史の胸にすがりついた。ようやく自分が視野に入ったのがわかり、ほっとする剛史だった。
「誰しも、好きな人には愛されたいものね。お父様も佐山弁護士も、あなたを愛していたのよ。かわいくて、愛しくて...でもあまりにも、あなたがお母さまとよく似ていたから、間違ってしまわれたんだわ。」
優しくそう話す悠子はそっと真央の髪を撫でた。まるで子どもをあやすように。
「それは...あたしがお母さまにそっくりなのがいけないんだわ!」
「親子がそっくりで何が悪いの?あなたが悪いわけないじゃないのよ。親子なんだから似てて当たり前でしょう。みんなに愛されたお母さまに似たことは悪いことじゃないわ。自慢してもイイぐらいのことよ?」
「自慢?お母さまの娘だってことが...」
「そうよ。みんなあなたのお母さまに愛されたかったの。もちろんあなたにも愛されたかっただけなの。あなたは悪くないわ。」
「私は悪くない...」
「そうよ。悪くないの。だから、あなたはこれからもそんな過去に捕らわれてちゃいけないのよ。これから、新しい未来を手に入れるためには、自分の過去に捕らわれず、解放してやらなければいけないわ。」
「新しい未来...」
「そうよ、あなたを抱きしめてくれている彼のために...どうしますか?」
真央はゆっくりと振り向いて、初めて剛史を見た。
「剛史くん...」
「真央...俺は、真央が好きや。愛してる。離しとうない...真央と、新しい未来のために、これから先も、俺のために、俺の側におって欲しい。」
剛史はいつの間にか流れ出る涙を止めることが出来なかった。
真央の心の中はまだ闘っている。一気に吹き出した心の悪気と闘っているのだ。
誰もを憎めず、自分が悪いんだと心を押さえ込み、記憶を封じていた真央が、すべてをさらけ出した過去と闘っている。その相手が、いずれも真央が心から慕っていた存在だとすれば...真央を心から愛した人たち達だとすれば...
たとえやったことは許されなくても、真央の心は傷ついても...
もし、真央が未来を見てくれるなら...自分と共に歩いてくれるなら...
その過去を、すべて捨てて、自分との未来を選んでくれるなら。
剛史は願うしかできなかった。
剛史に出来ることは待つことと、側にいて抱きしめてあげることだけだから...

「あなたが過去に捕らわれ続ける限り、彼も...澤井くんもあなたの過去に捕らわれたままになってまうわ。彼のためにも、あなたは過去を手放せないかしら?」
「あたしは...」
剛史にすがりつく真央の手に力がこもる。さっきからずっと小刻みに震えている真央の小さな身体。剛史はその愛おしさに、胸を押しつぶされそうになりながらも、必死でその背を抱いた。
「あたしは剛史くんと生きたい。剛史くんとちゃんと愛し合って、毎日を全部、ちゃんと覚えていて、ずっと、ずっと側にいたい...もう過去のことなんか、いらない!」
「剛史くんを受け入れられる?」
それは身体の意味だった。真央の手が、そっと剛史の頬に添えられた。濡れたままの頬を愛おしそうに撫でている。
「本当に結ばれたい...自分の意志で、剛史くんと..」
再び問われて、真央の身体がついと近づく。
「怖くはない?それとも気持ちいいと思う?剛史くんにされるのは...」
剛史もその言葉に合わせて真央の身体に手を伸ばし優しく身体を撫でた。
「剛史くんに触られるは、すごく気持ちいい...剛史くんとなら、そうなりたい。剛史くんを受け入れたい...あたしの中に...」
「そう...あなたがそう思えればいいのよ。大丈夫よ、自分を信じて。」
悠子が最後に穏やかにそう答えた。



ドアの向こうから榊さんが顔を出し、悠子を呼ぶと何事か告げた。
「真央...」
剛史は真央をしっかりと抱きしめて離さなかった。
「剛史くん、あたしね、お父様に嫌われてたわけじゃなかった。みんなに嫌われてたわけじゃなかった。あたし...剛史くんを好きでいていいのよね?剛史くんを欲しいと思っていいのよね?」
いつもの真央の泣きそうな笑顔。だけどもそれは消えてしまいそうな儚さは消えて、現実の彼女の暖かみを醸し出していた。
剛史は真央の髪にキスしながら何度も答える。
「ああ...俺は真央のモノや。真央の側にいる限りは真央のモノや...」



ここに駆けつけた時は、自分がアイドルだとか、ゴシップだとかもどうでもいいとすら思っていた。
仕事すら捨てていいと思っていた自分。
真央がすべてになっていく自分。
それすら誇らしく思える自分。
たとえこれからどんなことがあっても、自分だけは真央の側に最後まで居たい。そのためならばすべてを捨てても構わないと、剛史は強く決心していた。

9話のお詫び
今回の話しには過去ですが、痛い部分を含んでいます。コレで問題が解決するなんて都合のいいことは、小説上のことだけかもしれません。今回カウンセラーの方にも色々聞きましたが、心理療法の手法は何通りもあるそうです。そして、絶対正しい方法も、100%の解決法もないと言うことです。ですからこれは架空のお話と言うことで、ご意見はお許し下さいね。 あ、でも感想は欲しいです(涙)我が儘ですみません。m(_ _)m  
kei kuishinbo